「函館西部地区バル街」は、2017年度の「グッドデザイン賞」、その中から選ばれる「グッドデザイン・ベスト 100」、さらにその中から選ばれる「特別賞」を受賞しました。

■グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が運営する顕彰制度。「通称Gマ ーク」で知られています。公立はこだて未来大学教授で、同賞審査員を務める岡本誠教授からの審査員推薦をいただいて実行委員会が応募、受賞に至りました。

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■応募のカテゴリーは「地域・コミュニティづくり/社会貢献活動」。ベスト100受賞の理由として次のような評価をいただきました。
この「バル街」ほど、全国に広まった食による地域興しイベントはないのではないだろうか。ルーツとなる函館では、すでに今年で14年目、28回の開催。函館ではそれがすべて、行政による補助金や助成金を受けずに行われているイベントだというのだから恐れ入る。リーダー的存在の深谷氏は、函館にあるスペイン料理店の店主で、バル街だけでなく世界料理学会の開催など、函館の活性化に人生を捧げていると言っても過言ではない。しかも全国各地からの視察に対応し、他地域での開催に関しては無償でノウハウを提供している。その活動に敬意を表して、ベスト100受賞となった。

■この賞は、函館西部地区バル街が、地域・コミュニティづくりというデザイン活動として評価された結果のものです。これは函館西部地区バル街実行委員会のみならず、バル街にかかわってこられた参加店、毎回協力を惜しまれない団体や企業の方たち、チケットを買って回られる函館市民初め参加者の皆さん、そして全国でバル街・バルイベントを企画・実行している方たちが受賞したともいえるものだと思います。

■プレゼンテーション会場の写真

プレゼンテーションのスピーチをする深谷代表

ベスト100展示会場の様子(手前が函館西部地区バル街)

展示詳細